不動産に住みながら売却する方法とは?メリットや注意点を解説

2022-09-13

不動産に住みながら売却する方法とは?メリットや注意点を解説

この記事のハイライト
●「売り先行」で進めることで、住み替え時の資金計画をたてやすくなる
●売却金を住み替え先の購入資金にあてられる点が、大きなメリットといえる
●住みながらの売却では、内覧準備や当日の対応が最大の注意点となる

不動産を売却する際、不動産を空き家にしてから売却する方法だけではなく、今の家に住みながら売却するという選択肢があることをご存じですか?
住みながらの売却には工夫が必要ですが、主にコスト面でのメリットが多い方法です。
そこで今回は、不動産に住みながら売却を進める方法や、そのメリットとデメリット、そして売却の際の注意点についても解説します。
新潟県長岡市を中心に新潟県全域で不動産売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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不動産に住みながら売却を進める2つの方法とは

不動産に住みながら売却を進める2つの方法とは

不動産は空き家にしてからのほうが売却しやすいといわれています。
しかし、住みながらの状態でも工夫次第で納得のいく売却が可能です。
ここでは不動産に住みながら売却する方法についてみていきましょう。

住みながら家を売却する方法1:売り先行で進める

売り先行とは、住み替え先の購入よりも先に売却を進める方法のことです。
住みながらの売却を目指す場合は、新居の購入は売却の目処が立ってからにします。
なお、住みながらの売却では当然ながらご自身が居住している自宅で内覧をおこなうことになります。
内覧対応も基本的には不動産会社ではなくご自身でおこなうことになるため、スケジュール調整や清掃などの準備が必要です。
この内覧状況の違いが、空き家にしてからの売却と大きく異なる点だといえるでしょう。
売却が決まったら、引き渡し日までに引っ越しの準備を進めます。
退去するタイミングで次の家が決まっていなければ、仮住まいを用意しなくてはならなくなるので注意してください。
その場合、引っ越しが2回必要になり、さらに仮住まいを手配する手間と費用かかってしまいます。

住みながら家を売却する方法2:リースバックを利用する

リースバックとは、自宅に住みながら不動産を売却し、そのあとも引き続き同じ家に住み続けられる仕組みの一つです。
売却後は、不動産の買主である不動産会社などと賃貸借契約を結び、借主として毎月の家賃を支払うことになります。
そのため、「まとまった資金が必要だけれど住み慣れた家を手放したくない」という方や、「生活環境を変えたくはないけれど、資産整理のために不動産を売却しておきたい」という方などにおすすめの方法です。
「すでに住宅ローンは完済しているので、今後の生活資金のためにリースバックを利用する」というケースもあります。
ただし、リースバックで買取を依頼する場合、一般的な仲介による市場価格よりも安くなる傾向にあることは理解しておきましょう。

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住みながら不動産売却を進めるメリットとデメリット

住みながら不動産売却を進めるメリットとデメリット

不動産に住みながらの売却を進めるのであれば、メリットとデメリットの両方について知っておきましょう。

住みながら不動産売却をするメリット1:住み替え費用を確保できる

不動産に住みながら売却を進める最大の特徴でありメリットは、売却で得たお金を住み替え先の購入費用にあてられる点ではないでしょうか。
住み替えには、新居購入のための頭金や引っ越し費用など、想定以上に多くの現金が必要になる場合があります。
現在の自宅がいくらで売却できるのかがわかったうえで新居の購入を進めれば、無理のない資金計画を立てることができるでしょう。
売却よりも先に新居を購入する「買い先行」では、それらの初期費用などを自己資金から用意したうえで、さらに新居の住宅ローン返済が開始されることになります。
その場合、売却する不動産の住宅ローンを返済中という方であれば、二重ローンの期間ができてしまうので注意が必要です。

住みながら不動産売却をするメリット2:内覧時に直接魅力を伝えられる

空き家にしてからの不動産売却では、不動産会社がメインとなって内覧対応をするケースがほとんどです。
しかし住みながらの不動産売却では、基本的に売主自身が内覧対応をすると考えておきましょう。
その際、実際にそこで暮らしている住人だからこそわかる不動産の魅力を伝えることができます。
不動産の使い勝手などはもちろん、周辺の買い物施設や公園、病院といったエリア情報も喜ばれるはずです。
また、掃除や整理整頓がされていることが前提とはなりますが、家具や家電が配置されている室内を見てもらうことで買主が生活イメージを描きやすいというメリットもあります。

住みながら不動産売却をするデメリット1:内覧のスケジュール調整が必要になる

買主が不動産の購入を判断するうえで、内覧はとても重要な意味を持っています。
内覧の希望は急に入ることもあるため、いつでも受け入れ可能という体制を整えておかなくてはなりません。
とくに週末は内覧希望が入りやすいため、売却活動中はご自身の休日を確保するのが難しくなる可能性もあります。
また、同居している家族がいる場合には、家族全員でのスケジュール共有が必要です。
小さなお子さんやペットがいると内覧に集中できない買主も存在するため、当日は内覧対応をする方以外が外出するなどの配慮が必要になるケースもあります。

住みながら不動産売却をするデメリット2:生活感がありすぎるとマイナスイメージにつながる

住みながらの不動産売却では、内覧時に買主が生活のイメージを描きやすいというメリットがある一方、生活感がありすぎるとマイナスのイメージにつながるリスクもあります。
抽象的な表現になりますが、内覧では「第一印象で不快に感じない」ということが購入への大きな後押しになると考えておきましょう。
掃除はしていても物が多いとどうしても生活感が出てしまうため、住み替え時に捨てる予定の家具などがあれば事前に処分しておくことをおすすめします。

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不動産に住みながら売却を進める際の注意点とは

不動産に住みながら売却を進める際の注意点とは

住みながらの不動産売却を進める際には、いくつかの注意点があります。

住みながら不動産売却をする際の注意点1:内覧の準備を徹底する

繰り返しお伝えしているように、不動産に住みながら売却を進める際の重要ポイントは「内覧」です。
内覧準備をするうえでの注意点としては、次の項目があげられます。

  • 退去時に捨てる予定の物は事前に処分する
  • 日常的に使っていないものはトランクルームなどを利用して預けておく
  • キッチンや浴室などの生活感が出やすい場所は、ハウスクリーニングを検討する

内覧では、可能な限り物が少なく生活感のない「モデルルームのような空間」を目指しましょう。
普段生活していると気付きにくくなってしまいますが、室内のにおいも生活感のイメージに直結してしまうため、換気が必須です。
また、内覧中の注意点としては、気兼ねなく見学してもらうため適度に距離をとることをおすすめします。
過度なアピールは避けて、質問があれば応えるという対応を心がけましょう。

住みながら不動産売却をする際の注意点2:住み替え先の調査を並行して進める

住みながらの売却では「売り先行」が基本ですが、引き渡し日までには住み替え先の入居が可能になっている状態が理想です。
引き渡し日と新居への入居日との間があくと、仮住まいへの引っ越しが必要になってしまいます。
そのため、不動産の売却活動と並行して、住み替え先の事前調査も進めておくと安心です。
また、引っ越しシーズンと重なると希望のタイミングで引っ越し業者が手配できなかったり、費用が割高になったりする可能性もあると理解しておきましょう。

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まとめ

住みながらの不動産売却は空き家状態での売却よりも難しいと言われていますが、資金面などではメリットの多い方法です。
注意点も事前に把握したうえで、内覧対応や住み替え先の事前調査などを計画的に進めていきましょう。
新潟県長岡市を中心に新潟県全域で住みながらの不動産売却をお考えの方は、「新潟県不動産査定の窓口」までお気軽にご相談ください。

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