2022-11-29
団地とは、昭和30年代から40年代の高度経済成長期に建設された集合住宅です。
間取りや設備が現代のニーズに合いにくく、現在は空き室が目立つようになりました。
今回はそんな団地の売却方法をテーマに、リフォーム・リノベーション・そのまま売却するポイントとコツをご紹介します。
新潟県長岡市を中心に、新潟県全域で団地の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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団地の売却方法としてまず挙げられるのが、リフォームすることです。
築年数が古かったり立地条件が悪かったりする場合、新しい設備に取り替えるだけでもアピールポイントになります。
リフォームで付加価値を付ければ、内覧者が増える可能性もあり、買主が見つかりやすくなるのがメリットです。
ただし、リフォームしたからといって、必ずしも費用を上乗せできるとは限りません。
たとえば500万円で売却できる団地を、100万円かけてリフォームしても、550万円で売却した場合は損することになります。
中古物件の魅力の1つである安さが失われてしまうと、候補から外されてしまう可能性もあるでしょう。
そのため、団地をリフォームする際は実施する場所を考える必要があります。
団地の売却のリフォームの際は、キッチンのリフォームをおこなうと良いでしょう。
昭和30年代から40年代のキッチンは、シンクとガスコンロを置く場所がわかれており、隙間や段差が多くあります。
掃除がしにくく、不衛生で使いにくいのがデメリットです。
また、そのようなキッチンは、内覧時に築年数を感じさせてしまうかもしれません。
キッチンは毎日使うものなので、新しいキッチンにリフォームすれば第一印象も良くなるでしょう。
近年は食器洗い乾燥機や浄水器一体型水栓付きなどの、システムキッチンが人気です。
家事の時短につながるような設備が整ったキッチンは、ファミリー層にも好まれます。
リフォームすべき場所として、トイレも挙げられます。
リフォームの際は、トイレを温水洗浄便座付きやタンクレスタイプに交換するのがおすすめです。
和式の場合は洋式にするだけでも、内覧時の印象が大きく変わります。
また、団地に設置されているトイレの多くは、排水量が多いタイプです。
新しいトイレに交換すれば、節水につながり買主にアピールできます。
リフォームの際には、浴室をユニットバスにするのもおすすめです。
団地の浴室はタイル貼りになっていることが多く、目地にカビが発生したりタイルが割れたりすることがあります。
また、バランス釜の場合、バスタブが狭いのがデメリットです。
見た目も築年数を感じさせてしまうので、リフォームすれば良い印象を与えられるでしょう。
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リノベーションすることも、団地の売却方法の1つです。
リノベーションとは、部分的なリフォームとは異なり、全体的に工事することを指します。
さまざまな部分が交換でき、リフォームより大掛かりな改修工事となるのが特徴です。
原状回復の意味合いが強いリフォームに比べて、リノベーションは機能性やデザイン性を向上させ、団地の付加価値を高めるのが目的といえます。
リフォームはマイナスをゼロにし、リノベーションはマイナスをプラスにするイメージです。
団地の売却方法においてリノベーションを選ぶ場合、間取りを変えることをおすすめします。
近年、団地の売却方法としてリノベーションが注目されていることをご存じでしょうか。
団地の場合、現代のニーズに合わないものの1つが間取りです。
昭和30年代から40年代に建てられた団地は、ダイニングとキッチン、居室が3つある3DKの間取りが一般的でした。
複数の世帯が一緒に暮らしていた昔は、部屋数の多さが求められていましたが、現在はLDKなど間仕切りのない間取りが人気です。
少子化や核家族化などで、世帯人数が減少傾向にあることが理由です。
そのため、キッチンにいながら子どもの様子を見られるようなLDKにリノベーションすれば、早期の売却が見込めるでしょう。
現代のニーズにマッチした空間に仕上げることが、団地の売却を成功させるポイントです。
団地の購入を検討する買主のなかには、購入後にリノベーションの実施を検討している方も多いです。
しかし、リノベーションには費用がかかり、一般的には工期もリフォームより長くなります。
手間や費用をかけたくない方は、すぐに入居できるリノベーション済みの団地を選ぶ傾向が高いです。
売主の負担は大きくなりますが、購入後に改修工事を検討している買主にとって、リノベーション済みの団地は魅力的に見えるかもしれません。
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団地の売却方法として、リフォームやリノベーションをおこなわず、そのまま売り出す方法もあります。
費用をかけたくない場合は、そのまま売却するのがおすすめです。
リフォームやリノベーションをおこなう場合、下記のとおり費用がかかります。
上記はあくまでも目安ですが、リフォームやリノベーションにはまとまった資金が必要です。
しかし、そのまま売却すれば費用を抑えて売却できます。
最寄り駅から近かったり周辺環境に恵まれていたりする場合は、そのまま売却できるかもしれません。
立地条件の良い不動産は、一般的に一戸建てや団地問わず人気があります。
そのため、お金をかけてリフォームやリノベーションしなくても、売却できる可能性が高いです。
また、人気のエリアにある団地も需要があります。
立地条件の良い場所に団地があれば、そのまま売り出してみましょう。
築年数が比較的新しい団地も、そのまま売却できる可能性があります。
さほど古くなく、リフォームやリノベーションをおこなわなくても住める状態であれば、買主が見つかるかもしれません。
ただし、冒頭でもご紹介したとおり、団地は昭和30年代から40年代の高度経済成長期に建設されているケースが多いです。
そのため、築年数が経過している団地が大半を占めているといえます。
築年数が経過していても、団地のレトロな雰囲気が好きな方や、ゆったりとした敷地に魅力を感じる方もいらっしゃるので、住める状態ならそのまま売り出してみましょう。
先述したとおり、近年は団地を自分好みにリフォームやリノベーションする方が増えてきました。
そのため、そのまま売り出す売却方法の場合、そのような買主にアプローチできます。
まずはそのまま売り出してみて、買主が見つからない場合はリフォームやリノベーションをおこなっても良いでしょう。
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団地の売却方法をテーマに、リフォーム・リノベーション・そのまま売却するポイントとコツをご紹介しました。
リフォームやリノベーションをおこなったりそのまま売り出したり、団地にはさまざまな売却方法があります。
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団地の売却をお考えの場合もぜひお気軽にお問い合わせください。